上田市の路線バス全19路線 「運賃定額」実証運行へ
2012年6月12日(火) 信濃毎日新聞
▼以下引用
上田市は11日、路線バス19路線について、距離にかかわらず運賃を一定額とし、来年10月から実証運行を始める方針を市議会6月定例会一般質問で示した。利用客の減少傾向が続き、市の支援を必要とする路線も増えているため、特に長距離利用する乗客にとって割安感を高め、利用増につなげたい考え。運行するバス会社4社などと協議し、本年度中に具体的料金やダイヤを決める計画だ。
ー中略ー
市が補助金で支援する代替バスは年々増え、昨年度は「信州上田医療センター線」など4路線、本年度は塩田地域などを走る「信州の鎌倉シャトルバス」1路線を追加。現在は13路線に上る。
他の6路線のうち5路線も国か県から補助金を受けており、行政から補助金を得ていないのは、上田駅と長和町を結ぶ「長久保線」だけ。
▲引用ここまで
記事によると上田市では、額を1種類にするか、距離に応じて2種類以上に分けるかなどをバス会社などでつくる上田市公共交通活性化協議会とも協議しながら検討していくそうです。
ちなみに19路線は、上田バス(上田市)、千曲バス(佐久市)、東信観光バス(佐久市)、ジェイアールバス関東(東京都)が運行しているそうです。
地域交通は車を持っていない交通弱者と呼ばれる方々にとってはとっても大切な地域の足です。
ぜひいい方法をみんなで考えて利用して残していきたいですね。
(文:mitu)
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