上田市職労、自治労脱退へ

2012年8月6日(月)　信濃毎日新聞

▼以下引用

上田市職員労働組合(中沢徳士委員長、約990人)が今月31日付で連合傘下の自治労を脱退し、9月1日付で全労連傘下の自治労連に加盟する方針を決めたことが５日、分かった。全組合員対象の無記名投票で投票者の87％余が脱退を支持した。同市職労は同市職員による唯一の労組。自治労連が発足した1989年以降、県内の市職労が自治労を脱退するのは初めて。

▲引用ここまで

上田市の市職労が自治労を脱退して、自治労連に加盟するという記事でした。

記事によると、上田市職労の執行部が７月下旬の定期大会で、「自治労は民主党の政策に引っ張られ、消費税増税や公務員の賃金切り下げなどについて具体的な反対運動を起こしていない。組合員の要求が実現できない」として、自治労脱退と自治労連加盟を提案したそうです。

代議員による可決を経て全組合員による投票を実施し、今月３日の開票で投票総数８４４のうち提案を「承認する」が７４１を占めたため今回加盟することになったそうです。

信毎の記事に自治労、自治労連について書いてありましたが、どちらとも、自治体や外郭団体職員らによる労働団体のようです。自治労は民主党支持を基軸としていて、自治労連は共産党と協力関係にある。とのこと。

市職労の動きにも注目が集まりますね。

全日本自治体労働組合（自治労）
http://www.jichiro.gr.jp/

日本自治体労働組合総連合（自治労連）
http://www.jichiroren.jp/

(文：mitu)