2013年2月18日(月) 信濃毎日新聞
▼以下引用
ラグビー合宿地として知られる上田市菅平高原に、2019年に日本で初めて開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の各国代表チームのキャンプを誘致しようという動きが本格化し始めた。W杯を契機に世界で知名度を高め、多様なスポーツ合宿の受け入れと観光客を増やす狙いがある。
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記事によると、2月12日、菅平へのキャンプ誘致を目指すラグビー関係者も注目する出来事があったとして、AC長野パルセイロのJリーグ昇格に向け長野市が改修する南長野運動公園総合球戯場の内容が発表され、2015年2月末に完成予定などと明かされことがあがっていました。
それはなぜかというと、菅平高原は一つの地域で108面のグラウンドがあるとのことで、「1地域では世界最多」ということでギネス世界記録に申請する動きがあるほどではあるが、多くの観客を収容して公式戦が出来る本格的な施設はない。
しかし、南長野運動公園に公式試合も行える施設ができれば車で県道を経由して30分~40分程度で菅平から長野市の施設までつけるという所が改修に注目する理由のようです。
菅平高原観光協会や長野県ラグビー協会では、昨年9月に長野市役所にラグビーの試合にも対応できる施設に改修するようにお願いにもいったそうです。長野市の体育課の話が掲載されていましたが、サッカーだけでなく、ラグビーやアメリカンフットボールの国際試合もできるような施設の改修を目指しているそうです。
しかし、現時点では長野市としてのW杯の試合を誘致する具体的な動きはないとのこと。
また、菅平高原の施設面での課題として、関連施設の整備がまだ不十分であるとのことがあがっていました。特に不足が指摘されているのはプールや雨天でもトレーニングできる屋内練習場だそうです。
菅平高原観光協会としては、本格的な施設は上田市に建設してほしいと市に要望を続けているとのことですが、上田市慎重姿勢とのこと。
もう一つ話題として挙がっていたのはキャンプ地誘致のためには、施設的な面と合わせて、地元の盛り上がりや、市民の熱意が必要とのことでした。
上田市ではまだ市民の間でW杯日本大会が話題になることはほとんどないとのこと。
長野県ラグビー協会の小出茂樹事務局長のお話として、「上田には菅平というラグビーの『聖地』がありながら、市民にラグビーの魅力を広めてこなかったという反省がある」とのことが掲載されていました。
2019年のラグビーW杯まであと、6年ほどですが、誘致を本格的にしていくのであれば、施設面の充実や市民に対してラグビーの楽しさ、面白さなどを伝えることも合わせてやっていって盛り上がりを作らないといけないですね。
キャンプを誘致して信州上田の魅力の一つ菅平高原に海外や様々な地域からたくさんの人が来ていただけるといいですね!
(文:mitu)