77基のみこしと5000人の担ぎ手で盛大に行われる県内最大級の祇園祭
上田祇園祭
毎年恒例の伝統行事「上田祇園祭」。7月の中旬に行われるこの祇園祭によって上田市の夏が始まります。
上田祇園祭には35の自治会から宮みこし、樽みこし子どもみこしが77基が登場し、上田の市街地に集結します。
2015年の今年は午前10時より、海野町自治会による「お船の天王」という山車が曳航されます。
【信州上田祇園祭の歴史と意義】(実行委員会広報より)祇園祭は、いにしえの京都で夏に疫病が蔓延した時、人々が怨霊の怒りや呪いであると恐れ、その怒りや呪いを「牛頭天王」の力を借りて鎮め厄病を祓うために始まりました。今から千年以上前の西暦869年(貞観11年)に始まったとされるこの祭りは様々な形で全国に広まりました。
現在の信州上田祇園祭の始まりについては諸説ありますが、西暦1584年(天正12年)6月12日に、真田昌幸公により上田城が竣工し、その祝賀に際し「常田獅子」や「房山獅子」が舞い、後年、原町の「お山の天王」と海野町の「お船の天王」という「山車」や「おねり」での参列により形成されてきました。それ以前は、今で言う自治会単位(町や村単位)で神社の氏子たちにより、疫病退散や地鎮祭の意味を込めて「みこし」を揚げていたと考えられます。ですので、疫病退散や地鎮祭を祈願しながら各自治会を隈なく回った「みこし等」が、市内中央の通りに出て「見せ場」を作ることを「お城祭り」の名残で「ねる」と云うのではないでしょうか。
基本情報 [DATA]
【開催期間】2015年7月18日(土)、19日(日)
【開催時間】
<みこし曳航の時間帯>
7月18日(土) 13:00~21:30
7月19日(日) 9:00~12:00
<交通規制の時間帯>
7月18日(土) 17:30~21:30
<お船の天王>
7月18日(土) 10:00~12:00
【会場】上田中心市街地
【お問合せ】
0268-22-4100
上田祇園祭実行委員会(上田市自治会連合会事務局)
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