【まつり】第6回 日本一の秋まつり「眞田幸村公出陣ねぷた」が開催されます!

うえだNavi編集部

2015年08月19日 10:00


第6回 眞田幸村公出陣ねぷた

NHK大河ドラマ「真田丸」の放送の実現を願って始まった信州上田のねぷた祭り。来年(2016年)の1月から始まる放送に向けた直前の記念イベントとしても注目が高まっています。

眞田父子の雄姿を描いた高さ8mの大灯ろうが夜の闇に輝くのは迫力満点!松代十万石槍振り隊や踊り連など総勢4000名の引き手が大灯ろうと共に中心市街地を練り歩きます。

大灯ろうに描かれた勇壮な絵は、自治会を主体にした有志をはじめ、中学生や高校生たちなどの市民有志によって2ヶ月ほどかけて製作されます。眞田の歴史的な物語を題材にして構想した下書きを作成し、大きな紙へと描き写していきます。完成した絵をねぷた本体に貼り付けるまで、大変な工程を踏んで出来上がるねぷた。ぜひ多くの方が思いを込めて製作した華やかなねぷたを一目見に足を運んでみてください。

今回は製作過程をざっくりとご紹介させていただきます。

【ねぷたが出来るまで】まずは下絵を描きます。

下絵に色をつけます。

下絵を大きな紙に写します。この紙も先に張り合わせて作っています。

えんぴつで描いた下書きに、墨入れをしていきます。

続いて蝋引きです。色付けをする前に墨の上に蝋を重ねることで色の滲みを止めます。

蝋引きすることで色が乗らないので模様の部分なども描いていきます。

蝋引きが終わると、いよいよ色付けです。

下絵を見ながら色付けをしていきます。

順番を間違えると、乾くまで身動きが取れなくなることも(笑)

色鮮やかな画が完成しました。

現場にて足場を組み、直前の週末に鉄骨の本体に張り合わせます。

すべて手作業で貼り付けていきます。

協賛企業様の広告も側面に貼り付けて、あとは当日を待つばかり。

雨が降っても大丈夫なように厳重に養生をしますが、過去には雨が沁みてしまったことも。。。

こうして出来上がったねぷたは、夜の闇に眩いばかりの明かりを灯した大灯ろうとして市街地を運行することになります。


写真提供:羽地家(諏訪形地域)

【昨年のまつりの様子】




基本情報 [DATA]
【イベント名】第6回 眞田幸村公出陣ねぷた
【開催期間】2015年9月5日(土)
【開催時間】17:00~21:00
【会場】上田市中心市街地
【お問合せ】070-1372-0666
【主催】日本一の秋まつり 眞田幸村公出陣ねぷた実行委員会

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