軍が命じた松やに採取の跡残す5本 アカマツが語る戦争

うえだNavi編集部

2012年06月08日 07:30

2012年6月8日(金) 信濃毎日新聞

▼以下引用

上田市下之郷で市民グループが伐採し、戦争中の松やに採取跡が残るアカマツ5本が7月1日~16日、長野市松代町の旧文武画工で展示される。航空燃料の不足を補うために、軍が住民に松やに採取を指示した歴史を示す遺物だ。「まつしろ現代美術フェスティバル」実行委員長の木村仁信大教育学部教授(美術教育)が発案し、主会場の同学校で公開することに。木村さんは「戦争とは何か考えるきっかけにしてほしい」と話す。

▲引用ここまで

このあとの記事に書かれていますが、上田市下之郷市民グループは「ヤマンバの会」さんのことです。

もともと、ヤマンバの会では里山保全活動をされているのですが、数年前に松やに採取跡の残る松を発見し保存をしようと活動をされています。

私も保存活動に関わらせてもらったことがありますが、アカマツの樹皮を削って松やにがでるようにアカマツが傷がつけられています。

そういった木が上田市の東塩田地域にある「東山」と呼ばれる山に60本ぐらいだったおともいますがあるんです。

地元のお年寄りがお話されているのをお聞きしたことがありますが、松やにを取る作業を実際にしたこと、どのように作業したのかなどを話くださいました。

自然を大切にすることと合わせて、こういった地域の戦争遺跡、大事にしていきたいですね。

(文:mitu)

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