佐久広域連合 夏の観光動態把握に携帯GPSで人の動き調査
2012年6月13日(木) 信濃毎日新聞
▼以下引用
佐久広域連合(佐久市)は今夏、GPS(衛星利用測位システム)機能があるNTTドコモの携帯電話から自動発信される位置情報を使い、約1カ月にわたって佐久地域を訪れた観光客の動態調査をすることが12日、分かった。
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記事によると、軽井沢町を中心に同地域への人の流れや近隣への移動を具体的に把握して、並行して同地域を訪れようとする人らにインターネットなどを通じて意向調査をし、新たな観光施策につなげる目的のようです。
多数の人が、本人が気付かないままその動きが把握されるが、個人情報保護について佐久広域連合は「動態調査は個人が特定されていシステムを使う」とする。専門家は、調査目的などを公の場で示す必要性を指摘しているそうです。
動態調査は、「ドコモ地図ナビ」を利用している人の携帯電話から送られる位置情報を個人が特定できない統計的な情報に変換されて行われるようで、地図ナビ利用規則に同意してもらう際、位置情報の活用について許諾を得ているためにできるようです。
今後、こうやって携帯電話の位置情報を使った様々な調査が行政でも一般的になるのかもしれませんね。
(文:mitu)
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