上田 し尿処理施設清浄園で保管焼却灰全て搬出
2012年8月24日(金) 信濃毎日新聞
▼以下引用
上田地域広域連合が運営する上田市常磐城のし尿処理施設「清浄園」は23日、保管していた汚泥焼却灰の全量搬出を終えた。灰は東京電力福島第1原発事故の前に地元農家に肥料として販売していたものの、事故後に放射性セシウムが検出されたため、販売を中止して保管。ことし4月から埼玉県内のリサイクル業者に委託し、処分を進めてきた。
昨年5月から灰の保管を続け、ことし3月末現在で112.9トンたまっていた。建物周辺の空間放射線量は市役所前の同程度の低い数値だったものの、地元の塩尻地区自治会連合会(成田守夫会長)は「近くに農地もあり、風評被害が心配」とし、早期撤去を要望。清浄園は灰を処理できる業者を探し、通常の業務で発生する灰と共に搬出を続けていた。
▲引用ここまで
清浄園に保管されていた焼却灰が埼玉の業者のところに全量搬出されたそうです。
保管した焼却灰がなくなっても7月19日に採取した焼却灰からは国が定めた肥料として使える基準1キロ当たり200ベクレルを下回る値ですが187ベクレルが検出されたそうです。
「ゼロか1か」の時代から「低いか高いか」の時代になりました。
検査、調査をしっかりしていただいて、私たちはその結果を確認しながら生活しないといけないですね。
(文:mitu)
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