上田城跡公園で発掘調査開始 市教委、復元計画の一環で

うえだNavi編集部

2012年08月30日 05:41

2012年8月30日(木) 信濃毎日新聞

▼以下転載

上田市教育委員会は、櫓などの復元を目指している上田城跡公園「二の丸東虎口(東側の入り口)で発掘調査を始めた。本年度に策定した「史跡上田城保存管理計画」と改訂版「整備基本計画」に、東虎口近くにある市民会館を取り壊した後、武士が出陣前に待機したとされる「武者溜まり」を10年以内に復元する方針を盛っている。一帯を順次発掘し、遺構などを確認する。

二の丸東虎口は市立博物館のすぐ南側で、本格的な調査は初めて。23日から作業を始めた。市教委文化振興課によると、石垣跡などが見つかる可能性があるが、遺構が発見された場合は位置や構造などを記録して埋め戻す方針。9月下旬までに500平方メートル余を調査する。来年度以降、武者溜まりの一部だったとされる市民会館駐車場へも発掘範囲を広げる。

市教委は10年以内に武者溜まりの他、城跡本丸の北東側の一角に櫓2棟を復元する計画。市民会館は2014年秋、同市天神で市交流・文化施設が開館するに伴い閉館するが、取り壊し時期は未定だ。

▲引用ここまで

上田城跡公園内で、上田城の櫓の復元などの計画に伴い発掘調査がされているようですね。

本格的な調査は初めてとのことですが、上田城がどのような姿だったか、武者溜まりはどんな姿だったのか、なんだかロマンがありますね!

(文:mitu)

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