鹿教湯温泉活性化を 大学教員らが事例紹介

うえだNavi編集部

2012年08月30日 06:01

2012年8月30日(木) 信濃毎日新聞

▼以下転載

上田市鹿教湯温泉の旅館経営者らでつくるグループ「鹿教湯温泉100年ブランド創造プロジェクト」は28日夜、「地域デザイン会議」を同温泉交流センターで開いた。デザインを通した地域づくりなどを研究している県内外の大学教員ら5人が、これまでに実践してきた取り組みや全国の事例を紹介。地元住民ら20人ほどが聞いた。

同プロジェクトは、同温泉街の宿泊客が減少傾向にあるのを受け「100年後に残せる新しい鹿教湯の魅力をつくろう」と3月に結成。今回は、具体的な計画づくりの参考にする狙いで開いた。

拓殖大(東京)工学部の工藤芳彰准教授(41)は、ゼミの学生が同学部にある八王子市などの祭りを取り上げたすごろくやカードゲームを作り、子どもたちが遊びながら地域文化を学んでいると説明。県観光部信州ブランド推進室の熊谷晃室長(51)は「湯治場として知られる鹿教湯温泉の個性を生かし、都会の企業の福利厚生事業や市町村の介護予防事業と連携できないか」と提案した。

長野大(上田市下之郷)企業情報学部の禹在勇(ウ ジェヨン)教授(51)は、上田市常磐城3の明治期建築の屋敷「丸山邸」を観光拠点にしようと、市内のNPO法人を中心に建物を改修、喫茶や展示スペースを設けていることを紹介した。

禹教授のゼミは今秋から、鹿教湯温泉の活性化に関わっていく予定という。同プロジェクトのリーダー斎藤明さん(47)は「学生に斬新な視点で鹿教湯を見てもらい、新たな取り組みに生かしたい」と話していた。

▲転載ここまで

鹿教湯温泉の活性化を図るために「地域デザイン会議」が開かれたようですね。

いくつかの事例紹介があったようですが、長野大学の禹先生からはNPO法人信州上田文化デザイン研究会が運営する「丸山邸」についてお話があったようです。

また、今年の秋から禹先生のゼミでも鹿教湯温泉に関わっていくとか。

学生の発想でどんな提案がでるのか楽しみですね!

(文:mitu)

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