上田市西部公民館 初のまち歩き「下塩尻」編
2012年8月30日(木) 信州民報
▼以下転載
上田市の西部公民館(山崎幸敏館長)は26日、区内下塩尻地区で「まち歩き」を行った。このほど完成した「西部・塩尻地域歴史遺産マップ」を使って初のまち歩きだ。
同マップは、上田市西部地域協議会と西部公民館が協働で製作。おすすめ散策ルートとして下塩尻コース、上塩尻コース、上田城周辺コース、秋和コースの4コースで構成し、全体で77カ所の神社や石碑を紹介している。
まち歩きには21人が参加し、塩尻地区公民館から蚕種製造の面影が残る下塩尻の民家、ほたるの里、旧北国街道周辺の約5キロメートルを地元・宮下正一さんと宮下勝江さんを案内人に歩いた。山崎館長は「五感を生かしながら歩いて宝になるものを確かめたり、整備したいと思うところを挙げてもらう」とし、「皆さんの意見をまちづくりに生かしていきたい」と話した。
地元の水天宮について宮下正一さんは「工場ができる時に少し西側に移動した。もとの場所には今でも杉の木を残し目印にしている」とし、宮下勝江さんは「水天宮には小さな池があり水質管理用の鯉がいる」と説明した。参加者は熱心にメモを取りながら聞いていた。
▲転載ここまで
上田市西部地域協議会と、上田市西部公民館が協働して製作した「西部・塩尻地域歴史遺産マップ」を使って下塩尻地区でまち歩きが行われたようです!
上田市の塩尻地域といえば、蚕種製造のメッカと呼ばれた場所で、明治・大正時代には養蚕のための蚕種(蚕の卵)製造でとっても栄えた地域です。
4つのルートに分かれているそうですが、全部回ってみてみたいですね!
(文:mitu)
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