2012年9月4日(火) 信濃毎日新聞
8月8日~12日の5日間にわたり富山県各地で開催された「第36回全国高等学校総合文化祭」に県内からは40校400人が参加し、上田地域から上田高校、上田染谷丘高校、上田東高校、上田西高校の生徒が参加したようです。
上田地域の高校が参加したものを引用しピックアップしました。
▽器楽・管弦楽(オーケストラ)/飯山北、須坂、長野、長野西、屋代、上田、小諸、松本深志
▽美術・工芸/中野西、須坂、長野西、上田、上田染谷丘、エクセラン
▽書道/長野、市立長野、上田、上田東、諏訪清稜、伊那弥生ケ丘、田川、松本蟻ケ先
▽放送/長野、上田、松本美須々ケ丘、松本深志、松本蟻ケ先、大町北、松商学園
▽新聞/長野、屋代、上田、上田西、松本県ケ丘
また、記事には、器楽・管弦楽(オーケストラ)に参加した上田高校の生徒の感想が掲載されていましたので、以下ピックアップして転載します。
▼以下転載
「一つの曲 全員でつくり上げた」
私は県高校選抜オーケストラの一員として、富山県で開催された全国高校総合文化祭に参加した。
私たちのオーケストラは4月からチャイコフスキー作曲「弦楽セレナーデ」より「第一楽章」を練習してきた。各自個人練習をして、月2回ほど集まり合奏をした。
演奏会当日、私たちは本番まで他県代表の演奏をいくつか聴くことができた。私にとって他県の演奏を聴くことは楽しみの一つだった。演奏は管弦楽、金管、ジャズ、ハンドベルなどさまざま。どの代表も感動を与える素晴らしい演奏だった。特にハンドベルは今までなかなか聴く機会がなかったので、印象深く、和音がいまだに耳に残っている。
あっという間に私たちの出番になり、チューニング室で最後の合奏をした。そこで、思わぬトラブルが発生。暑さと緊張のせいか、テンポはどんどん速くなり、音が合わない。私もとても不安になった。しかし、この出来事が皆を集中させたのか、本番になるとさっきの演奏とは明らかに違っていた。指揮者と目が合う、呼吸がそろう、自分の音が、皆の音が聴こえる。皆が周りの音を聴き、音一つ一つが重なっていった。
今回の高総文祭のテーマは「創造の舞台~美しき越の国~」。私たちは一つの曲を全員の音でつくり上げることができた。県内で音楽を楽しむ仲間と過ごせたこの3日間は、決して忘れられないものとなるだろう。
(上田2年 大塚菜々美)
▲転載ここまで
8月8日~12日まで行われていた「第36回全国高等学校総合文化祭」に上田地域の高校生たちも何人も参加したようですね。
今回は器楽・管弦楽に参加していた上田高校の生徒さんの感想が出ていました。
こうやって全国の高校生たちと交流したり、同じことに打ち込む県内の高校生と知り合いになれることってとってもいい経験ですよね。
こういう機会をぜひ生かして、成長していってほしいですね!
(文:mitu)