上田・浦里小学校火災 授業は10日に再開へ

うえだNavi編集部

2012年09月07日 20:56

2012年9月7日(金) 信濃毎日新聞

▼以下転載(第一社会 35面)

上田市浦里小学校は6日夜、近くの浦野公民館で臨時のPTA総会を開き、滝沢俊明校長は今週は休校を続け、延焼を免れた南校舎で10日に授業を再開する方針を明らかにした。一方県教委は6日、精神的に不安定な児童の精神面をケアするため、要請があればスクールカウンセラーを派遣することを決めた。

総会には保護者や地元住民ら100人が出席し、非公開。終了後に校長と小山寿一・市教育長が記者会見して今後の対応を説明した。7日に各担任教諭が家庭訪問を行い、児童たちの精神面を確認する。10日は、6年生がかねて予定していた市民会館での観劇に全学年で出か掛けた後、南校舎で授業を行う。

全焼した北校舎の教室を使っていた1~3年生は、南校舎の家庭科室や音楽室、児童会室を教室として使う。机やいすは近隣の小学校から譲り受け、6日に運び入れた。北校舎には図書室や理科室があったため、図書や実験器具も他校から譲り受ける。

調理していた給食室も半焼したため、児童は当面、弁当を持参。今月22日に予定していた開校140周年記念の運動会は無期延期とする。焼け跡は現場検証が終わり次第シートで覆うという。

総会後、学年ごとに担任教諭と保護者が話し合った。同市越戸の会社員羽賀杏子さん(33)は「5年生の娘はご飯も食べられないほどショックを受けており、1年生の息子は現実を受け入れられるか心配。学校が子どものケアを第一に考えてくれていることは伝わった」と話していた。

▲転載ここまで

10日から授業が開始されるようです。北校舎を使用していた1年生~3年生は南校舎の教室を使っての授業になるようです。

燃えてしまった学校の用具などは近隣校から譲り受けるようですが、児童の道具などは燃えてしまったと思われるので、どのようにしてくいのか考える必要がありそうです。

(文:mitu)

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