原発に頼らない社会考える 上田で「未来バンク」理事長講演

うえだNavi編集部

2012年09月12日 06:57

2012年9月12日(水) 信濃毎日新聞

▼以下転載

環境問題などに取り組む未来バンク事業組合(東京)の理事長、田中優さんがこのほど、上田市小泉の川西公民館で講演した。テーマは「原発に頼らない社会を子どもたちに」昨年3月に起きた東京電力福島第1原発事故の影響について説明し、放射性セシウムを含んでいる可能性がある食べ物をできるだけ取らないことなどを呼び掛けた。

田中さんは「たかが電気のために、人が土地に住めなくなり、命を失ってしまうことがあって良いのか」と、原発に依存ずる政府の対応を批判。同事故や放射能がどのように内陸や海へ広がっていったかを地図で示し、魚、肉、野菜の産地を確認して購入する必要があるとした。

講演会は、市民グループ「上田市の教育を考える会」(渡辺薫代表)が主催した。同会は市内3カ所の学校給食センターに放射線測定機器を導入するよう市教委に求める活動などをしている。

▲転載ここまで

東日本大震災による、福島第一原発事故から1年半が経過しました。

食品に含まれる放射性セシウムやそのほかの放射性物質などの情報は公開されているものをしっかりとチェックして公開されていないものについては公開されるようにしっかりとチェックしていきたいですね。

(文:mitu)

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