上田・浦里小火災 18日に給食再開
2012年9月13日(木) 信濃毎日新聞
▼以下転載
火災で校舎など5棟を全焼、給食室を半焼した上田市浦野の浦里小学校は18日に給食を再開する。自校で調理していた給食室は引き続き使えないため、同市古里の第二給食センターで調理し、児童92人と教職員18人分を配送。牛乳は13日から火災前と同じ業者が届ける。児童たちは授業が再開した10日以降、弁当を持参している。
市教委学校教育課と同校によると南校舎の正面玄関入口付近に同センターから借りたコンテナを置き、給食を搬入する。牛乳用の保冷庫は当面間に合わないため、保冷剤で対応する。給食室にあった食器は燃えずに無事だったため、使うという。
給食室は木造モルタルの平屋で、トタン屋根。広さ68平方メートルのうち20平方メートルを焼いた。同課によると、建物を再び使うのは難しい状態といい、同センターからの配送をいつまで続けるかは未定。同センターは現在市内13小学校の約6400人分の給食を作っている。
滝沢俊明校長は「また一歩、普通の学校生活に近づけてうれしい。保護者の負担も減らせる」と話した。
一方、同校では12日も全校児童92人が午前8時ごろに集団で登校。国語や算数の授業の合間に希望者がスクールカウンセラーによる個別面談を受けた。グラウンドが使えず、体育館は耐震工事中のため、校長は「思い切り体を動かしてもらう場所が中庭しかない」と心配していた。
焼け跡をシートで囲む工事も進み、南側の正門からは全焼した旧管理棟(旧校舎)などは見えなくなった。
▲転載ここまで
浦里小学校で18日から給食がスタートするようですね。また先行的に13日からは牛乳が届けられるとのこと。
少しずつ元の学校生活に近づいていっていますね。
一日も早く安心した学校生活が送れるようになってもらいたいです。
(文:mitu)
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