上田にアニメツーリズムの魅力 城西国際大生27人が研究訪問

うえだNavi編集部

2012年09月19日 05:48

2012年9月19日(水) 東信ジャーナル

▼以下転載

千葉県鴨川市の城西国際大学観光学部ウェルネスツーリズム学科は、アニメツーリズムと近代リゾートの研究で上田市を中心に10日から12日の2泊3日で東信や富岡市を訪れ、11日に上田市役所で母袋創一市長を表敬訪問した。

現地調査は授業の国内研修で、1年生から4年生の学生27人が参加。バブル後の国内観光で、アニメファンが舞台を訪れる新しい旅の形態「アニメツーリズム」で大勢の観光客が訪れる上田市と、軽井沢など近代リゾートを研究。同大学の地元鴨川市でも同様の観光プロジェクトが進行中で、観光関係者と大学が連携している。上田市ではフィルムコミッションの活動、アニメの舞台、別所温泉で寺社などを巡った。

授業担当阿比留勝利教授と内山達也助教が引率。阿比留教授はよく上田に訪れているが、学生を連れての市長表敬訪問は初めて。母袋市長は「上田を題材にしたアニメとの取り組みが反響を呼んでいる。アニメの力に驚き、さらなる展開にも期待している。皆さんからも提言してほしい」と語った。

阿比留教授と内山助教は「ロケ地、観光の先進地として学生の調査協力を上田市にお願いした。学生の多くが『サマーウォーズ』を見ている。上田は歴史とアニメがリンクしているため、ファンが地域を知ると文化まで深みが広がる。アニメツーリズムの魅力を元々持っている」と話した。

上田を巡った後、群馬県沼田市出身で3年生の峰川晃平さんは「上田に来たのは初めて。ゆっくりとした時間が過ごせるのが上田の魅力。アニメに対する住民の理解があり、アニメファンにとって大変うれしい。戦国BASARAのポスターにもう少しバリエーションがあっても良いと思う」と話していた。

▲転載ここまで

上田市といえば、映画・ドラマのロケ地として有名ですが、上田を舞台にしたアニメ映画「サマーウォーズ」、アニメ「戦国BASARA」「戦国BASARA弐」に登場する真田幸村とのタイアップ、そして、アニメ「BRAVE10」に登場する真田十勇士とのタイアップなど、上田を舞台にしたり、上田とゆかりのあるキャラクターが登場したりするアニメとタイアップしてまちの活性化につなげています。

こうやって研究のために来ていただけるってうれしいですね!

(文:mitu)

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