上田の「資産」をデジタルで保存
2012年9月21日(金) 信濃毎日新聞
▼以下転載
上田市下之郷の長野大はこのほど、同市大手の蚕都上田館などで市民向け特別講座「真田幸村と信州上田の情報学」を2日間の日程で開いた。社会的資産をデジタル化して保存している同大の「デジタルアーカイブ」の取り組みを知ってもらう狙い。市民ら延べ20人ほどが参加し、地元ゆかりの戦国武将真田幸村に関連する史跡に足を運んで記録用の写真などを集めた。
講師を務めた同大企業情報学部の前川道博教授(53)と一緒に同市の上田城跡公園や真田地域の寺などを回り、写真を撮ったり、ビデオカメラで動画を撮影したりして、データを大学側に提供した。
蚕都上田館では、インターネットを使ったテレビ電話で中国の若者とやりとりする「真田幸村・イン・チャイナ」も開催。同大への留学経験がある中国・広東省の張檬(ちょうもう)さんが、モニター画面で「幸村を題材にしたゲームやアニメを通じて、中国でも幸村ファンが増えている」と話した。
2日間とも参加した同市真田町本原の主婦(51)は「観光施設を回ると、歴史の説明があやふやな案内板が目についた。しっかり記録して後世に残していくことが大切だと思った」と話していた。
▲転載ここまで
デジタルアーカイブってこれからとっても大事になってくるように思います。
こういう取り組みにも注目ですね!
(文:mitu)
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