地元の83~92歳で浦里小を支援する「高齢者の会」発足

うえだNavi編集部

2012年09月22日 11:13

2012年9月22日(土) 信濃毎日新聞

▼以下引用

火災で校舎など5棟を全焼した上田市浦野の浦里小学校の地元で、80代以上のお年寄りが21日、「浦里小学校復興支援高齢者の会」を発足させた。「若い世代に任せきりなのは心苦しい。高齢者もできることをやろう」と、旧川西村(現上田市)の元村長、井沢二三さん(83)=越戸=が呼び掛けた。この日は86~92歳の男性6人と浦野公民館で発起人会を開き、活動をスタートさせた。

地元では既に、全4自治会や同校の学校運営協議会でつくる「浦里小学校を支える市民の会」が、全国から募金を集めるなどの活動をしている。発起人会では「必要に応じて現在活動している組織を応援する」と決定。浦野自治会長で市民の会代表の小泉強さん(64)=浦野=も同席し「地域全体で元気な浦里小を取り戻したい」と話した。

発起人は全員が同校卒業生で、井沢さんの他は86歳が2人。89歳が3人、92歳が1人。「絶対に小学校を地元に残したい」「校舎と給食室を再建できるように頑張ろう」などの意見が出た。

今後は、会の趣旨を説明するチラシをお年寄りがいる地域内の家庭に配り、75歳以上を目安にメンバーを集めていく。井沢さんは「元気な高齢者が集まり、将来にわたって浦里小を全力で支えていきたい」と話した。

▲引用ここまで

上田市立浦里小学校のための支援の輪が広がりつつあるなか、今回は高齢者の会が発足して、さらに支援の輪が広がりますね。

(文:mitu)

関連記事