上田 浦里小校舎の廃材を「コカリナ」に

うえだNavi編集部

2012年09月22日 22:12

2012年9月22日(土) 信濃毎日新聞

▼以下転載

火災で全焼した上田市浦里小学校の校舎の廃材を使って木製の笛「コカリナ」を作ろうと、同市出身のコカリナ奏者黒坂黒太郎さん(63)=埼玉県飯能市=ら15人が会をつくり、21日夜に同市塩田公民館で初会合を開いた。東信地方のコカリナ愛好者や地元住民らが参加。92人の全児童と教職員分の計100個ほどを10月に作り始め、贈る計画だ。

会の名称は「浦里小学校コカリナプロジェクト-ただいま、みんなの胸に-」。校舎がコカリナに姿を変え、子どもたちの心の中に
戻れるように、との願いを込めた。NPO法人日本コカリナ協会(東京)公認講師の岩田悦子さん(55)=上田市御所=が「大切な校舎の思い出を形にしたい」という保護者の話を聞いて黒坂さんに相談、発足につながった。

同校はコカリナ用に、全焼した旧管理棟(旧校舎)と北校舎の廃材を提供することにした。黒坂さんは21日に同校を訪れ、使用する廃材の一部を確認。東御市の業者に製材を依頼し、この日は校舎の梁だった長さ2メートルの杉の木4本を同業者へ運んだ。

会の代表になった岩田さんは「火災後の大変な中、廃材を提供してくれた学校に感謝したい。子どもたちにできるだけ早くコカリナを届けたい」と話した。

▲転載ここまで

黒坂黒太郎さんのご協力もあって、火災にあった浦里小学校の廃材を使ってコカリナが作られ、児童たちに届けられるとの記事でした。

コカリナはハンガリーの楽器のようですが、小さな笛で木によって音色が違います。

コカリナ参考:日本コカリナ協会
http://www.kocarina-k.or.jp/

校舎の思い出がコカリナになって児童たちに届くっていいですね

(文:mitu)

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