上田 浦里小復活の道は 火災から3週間住民が校舎再建要望書
2012年9月26日(水) 信濃毎日新聞
▼以下転載
上田市浦野の市浦里小学校で校舎など5棟を全焼した火災を受け、学区内の全4自治会などは25日、現地での早期の校舎再建を求める要望書を同市の母袋創一市長と小山寿一教育長に提出した。市長は「状況、時期に応じて対応する」と答えるにとどまり、再建の考え方には踏み込まなかった。同校をめぐっては何度も廃止・統合が議論され、地元住民の強い要望で存続してきた経過があり、住民からは「この場所で勉強を続けさせてあげたい」との声が絶えない。
「(延焼しなかった)南校舎だけでは手狭。早く新しい校舎を建て直してほしい」
25日、上田市役所に自治会長ら7人が訪れ、小泉強・浦野自治会長(64)らが次々に訴えた。市長は「まずは燃えてしまった(教材などの)備品をきちんと整えたい」などと対応。その後の取材に「校舎の再建は簡単に結論は出せない」とし、当面は応急的な措置で現地で学習できる態勢を整える考えを示した。
小山教育長は同日の取材に対し、当面の対応として、半焼して使えない給食室の代わりに市内の給食センターから届いている給食の受け入れ室を整備し、全焼したトイレを再建する方向で検討しているとした。校舎については「仮にプレハブを応急的に立てるとしても、学校や地域との十分な議論が必要」と慎重な姿勢を見せた。
▲転載ここまで
新しい校舎を再建するのかどうかはもっと議論が必要だとの記事でした。
しばらくは応急的な対応で学校生活が進んでいくようですが、今後どのようにしていくのか行政、住民、学校関係者など関わる様々な方同士で意見を出し合って決まっていくといいですね。
(文:mitu)
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