長野大生デザインの「貸切バス」全国を走る 上田バスと産学連携
2012年10月4日(木) 信州民報
▼以下引用
長野大学学生がデザインした「貸切バス」が全国を走り回る―。3日には長大で出発式が行われ、関係者らでテープカットをし完成を祝い、その後は長大―上田駅間を初めて走った。
同バスは「デザインで街を元気に」をポリシーに、同大企業情報学部デザインコース・禹ゼミナールと同大デザインサークル「N unidesign」、上田バス(株)(遠藤孝社長)の産学連携プロジェクトで誕生。約40点のデザインから沼津里美さん(21・同学部4年)の作品が選ばれた。
沼津さんは、「貸し切りバスのため高級感を出し、会社がどこまでも飛躍できるようにと、海を渡る蝶『アサギマダラ』をイメージした」と話す。デザインは、薄いベージュの車体に橙色の柔らかな曲線で蝶の翅のラインを描き、後部は4段階に色調を変え最後は日本一の兵・真田の赤備えヨロイを連想させる赤になっている。同デザインは上田バスの中型バス1台と大型バス2台、さらに遠藤社長が社長を務める草軽交通(株)(軽井沢町)の大型バス2台にも施され、計5台が全国を走る。
この日の出発式で、指導した同大の禹在勇・企業情報学部教授は、同プロジェクト発足とデザイン誕生までの経緯を紹介。「このデザインによって地域、上田市、バス会社がますます発展することを祈る」とあいさつ。遠藤社長は「地域に愛されることを目標に頑張ってほしい」と同プロジェクトを激励した。
なお同プロジェクトが考え、お年寄りにも乗降口がわかりやすいようにした路線バス用のデザインも今月中に選定、市内を巡回する。沼津さんは「プロジェクトに参加し、地域を改めて見直すことができた。チャンスをいただいてありがとう」と語った。
▲引用ここまで
上田バスと長野大学が連携した取り組みの記事でした。
記事に登場する長野大学のデザインサークル「N unidesign」さんはうえだNaviにもご協力いただいていて、表紙裏のイベントカレンダーのデザインを担当していただいています。
こうやって大学や学生たちが地域と連携しながら貢献する事業いいですね!
(文:mitu)
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