再考・再興 上田のまちづくり 第6部 にぎわうために(2)

うえだNavi編集部

2012年11月28日 05:45

2012年11月28日(水) 信濃毎日新聞

提言 市民を増やそう

この記事では、上田市天神のJT跡地の一角に広がる住宅分譲地の「天神の社」に住む方のコメントの掲載、分譲地には、市内からの転居が7割、周辺市町村からの移住が2割、首都圏などの遠方からが1割いるとしていました。

また、上田市街地のマンションの分譲の活発化に伴い、海野町商店街やリヴィン上田店跡地、天神2丁目に建設中のマンションについても書いてあり、それに関わり、景観に配慮して建設の高さ制限を設ける上田市で新たに進められている景観条例と景観計画についても触れていました。

他には、東御市出身で東京都に住む建築家、萩原雅史さんが2010年に若手建築士の登竜門とされるコンテスト「SDレビュー」で2位の「朝倉賞」を受賞した上田市街地に建てることを想定した長屋についても紹介がありました。

最後は城下町の雰囲気を生かした住宅を整備すれば住みたくなる人が増え、定住人口が増えれば、商店などに活気がでるはずだと締めくくられていました。

日本の2011年の合計特殊出生率は1.39だったそうです。なにもしなければ、緩やかに人口は減っていきます。

市民を増やすために、上田に住んでいただきやすい環境づくり、仕事も近隣で出来る環境づくり必要だと思いました。

▽参考

SD Review2010 第29回建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展
http://www.kajima-publishing.co.jp/sd2010/n2010.html

上田市景観条例改正案及び景観計画案
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/toshi/0570/20121106113800442.html

(文:mitu)

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