松枯れ対策 国の対応期待 法律改正や研究に力を
2012年12月4日(火) 信濃毎日新聞
▼以下引用
上田小県地域は松くい虫などによる松枯れの被害が深刻で、昨年度の民有林の被害量は県全体の約4割を占め、10広域圏の中で最多だ。
▲引用ここまで
12月16日に行われる衆議院議員選挙に関連した記事として今回取り上げられていました。
記事によると、松枯れ被害のために各市町村とも農薬の空中散布で対応してきましたが、健康への影響を心配する住民の声を受けて、上田市と青木村では2009年から散布を中止しているとのこと。
上田市では、試験地を設けて竹酢液や土壌活性化剤をまいて被害を減らす研究を続けているが、有効な対策は見つかっておらず、「国が責任をもって対応すべき課題だ」との指摘が出ているそうです。
上田市内でも川西地域のほうはかなり被害にあっていると伺ったことがあり、松枯れはマツノザイセンチュウという線虫が木の中に入って起きるようですが、それに至るにはさまざまな要素が合わさっておきているのではないかと聞いたこともあります。
農薬散布は健康被害の因果関係を否定できないそうです。
どのように取り組むのか、市の行政レベルだけで対応できるのか、それとも、県や国がどのようにかかわれるのか考えて実際に対策をしていかないといけなさそうですね。
(文:mitu)
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