登録有形文化財へ文化審議会で繊維学部の建物など県内で5件答申
2012年12月15日(土) 信濃毎日新聞
▼以下引用
文化審議会(宮田亮平会長)は14日、戦後日本の復興と高度経済成長の象徴として親しまれ、建設から54年がたつ東京タワー(東京都港区)など27都道府県の建造物126件を登録有形文化財にするように田中真紀子文部科学相に答申した。近く答申通り告示される。
▲引用ここまで
長野県内では5件が答申されたようです。
なんと、その中に信州大学繊維学部の建物が2棟も入っていました。
その2棟は繊維学部にある「資料館」と「守衛所」
記事によると資料館は、1910(明治43)年に繊維学部の前身の上田蚕糸専門学校で生産した繭を保存する「貯繭庫(ちょけんこ)」として建設されたそうです。
守衛所は1912(大正元)年に盛岡市の盛岡高等農林水産学校(現岩手大農学部)などの守衛所を参考に建築したとされていて、屋根の上部には尖塔のような洋風の装飾が施されているとのこと。
信州大学繊維学部でいえば1998年に講堂も登録有形文化財に登録されています。
繊維学部の中に3棟もあるなんてすごいですね!
(文:mitu)
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