再考・再興 上田のまちづくり 第7部 市民みんなの手で(中)
2012年12月27日(木) 信濃毎日新聞
提言 若者の起業 応援しよう
昨日から始まったコーナーの第2回目です。今回は若者企業を応援しようという提言だそうです。
上田市内で最近オープンした「Fika(フィーカ)」とジンギスカン料理の店「くろひつじ信州上田本店」の話が掲載されていました。
どちらも。上田市常田にあるコワーキングスペース「HanaLab.」に集まる方にアドバイスを頂いたり、「HanaLab.」に顔を出すようになり起業するようになったとのことのようです。
しかし、上田市では起業を考える若者が経営を学びその先へ進むための態勢づくりができていないとのことで、モデルとなる取り組みとして石川県七尾市にある「まちづくり会社 御祓(みそぎ)川」の取り組みが紹介されていました。
取り組みの内容としては、起業したい大学生らに最長1年程度、同市など能登半島の会社や店舗を紹介し、就業体験をしてもらう「能登留学」を展開しているそうです。
その後段では、上田市でも同様の仕組みを作れないかとのことで、産学官連携支援施設「AREC(エーレック)」の理事岡田基幸さんのコメントとして「エーレックが、起業したい若者と地元企業の橋渡し役をになうことを検討したい」「起業などを定年退職した経験豊富な人も相談に乗れる仕組みをつくれば、若者は思い切った挑戦が出来る」との構想も描き具体化したいとのことで締めくくられていました。
若者の起業支援って上田商工会議所などでも起業支援活動が行われていると思いますが、能登留学のようにインターンシップとして企業に一定期間入るのもいいのかもしれませんね。
それが学生だけでなく、どんな年代からもチャレンジできるような体制づくりがあるともっと起業したり自分がやりたい仕事に出会える確率が高くなるように思いました。
Fika(ツイッター)
https://twitter.com/Fika_sakata
くろひつじ
http://www.kuro-hitsuji.com/
(文:mitu)
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