蚕都上田歴史たどるフォーラム 200人が聴講
2013年1月18日(金) 信濃毎日新聞
▼以下引用
上田の蚕糸業の歴史を振り返るフォーラム「蚕都上田と丸山家」が15日、上田市内で開かれた。市博物館協議会の阿部勇会長、横浜開港資料館(横浜市)の西川武臣副館長、日本女子大(東京)文学部の井川克彦教授(日本近代経済史)が幕末や明治期の生糸流通などについて講演。約200人が聴講し、熱心にメモを取る人もいた。
▲引用ここまで
阿部勇会長からは、明治初期に民間に払い下げられた上田城本丸などの土地を買い取った商人丸山平八郎のお話
西川副館長からは、幕末期の上田の生糸の流通についてお話
井川教授は明治期に諏訪地方に製糸場ができたのに対し、同じころに上田にできなかったのは、上田は養蚕だけでなく、製糸まで担っていた農家が多かったためだとのお話があったそうです。
すごい講師の方々のお話ですね。
上田は明治、大正、昭和初期にとても蚕糸業(蚕種・養蚕・製糸を含めた生糸を取るまでの一連の産業の総称)で栄えた地域です。
こうやって近代の上田の歴史に触れることとってもいいですね!
(文:mitu)
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