上田小県近現代史研究会「上小の財産」光当て20冊目

うえだNavi編集部

2013年02月02日 23:01

2013年2月2日(土) 信濃毎日新聞

▼以下引用

上田小県地域の郷土史研究家らでつくる上田小県近現代史研究会は、ブックレット(小冊子)「蚕都上田を見て歩こう」を2冊発刊した。ブックレットは1995年から1、2冊の発行を続け、これで20冊になった。

▲引用ここまで

記事によると、今回は2008年、2010年に続いて蚕糸業を取り上げたそうです。蚕糸業で栄えた上小地域に蚕室や蚕室造りの民家が多く残っていることに着目し、会員が手分けして約100軒を回って取材して、「蚕都上田を見て歩こう」というタイトルの2冊を発刊されたそうです。

2冊になっているのは千曲川の左岸、右岸で分けたためとのこと。

上田小県近現代史研究会の調べによると、蚕室や蚕室造りの民家は少なくとも右岸側に676軒、左岸側に1569軒現存しているとのこと。

合計すると2000軒以上が残っているんですね。

右岸・左岸とは、川の下流方面を見て右側、左側を差します。

上田の場合だと、上田の中央、西部、豊殿・神科、真田などの地域は右岸側、城南、塩田、川西、丸子、武石は左岸側ですね。

様々な蚕室、蚕室造りが残っているということで「蚕都上田」と呼ばれたことがわかるようですね。

(文:mitu)

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