バイオリン作り半生を一冊に 上田に工房 第一人者 中沢宗幸さん
2013年2月14日(水) 信濃毎日新聞
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上田市などに工房を構え、名器ストラディバリウスの修理も手掛けるバイオリン製作・修復の第一人者、中沢宗幸さん(72)=東京=がエッセー「いのちのヴァイオリン 森からの贈り物」を出版した。
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記事によると、中沢さんは兵庫県出身で8歳で初めてバイオリンを製作されていたそうで、その後、青年時代に海外の工房を訪ねて本格的に製作、修理の技術を学び、現在は日本ヴァイオリン文化芸術振興財団の代表理事などをされてご活躍されているそうです。
本のタイトルに「森からの贈り物」としたのは、バイオリンが弦を弾く弓に馬の尾の毛を使い、つやを出すためにバイオリン本体に樹脂を塗るなど、バイオリンの音色が様々な動植物のチカラで成り立っているため感謝の気持ちを込めてそのようにしたそうです。
中沢さんといえば、上田市内にある中澤ホールを建てられた方ですよね!
中沢さんが関わるバイオリン製作について、そして2011年3月に起きた震災で倒壊した木材を集めて作った震災バイオリンのことまでさまざまなことが詰まった本のようです。
本はポプラ社より発行されて、県内の書店で取り扱っているようです。
中沢さんの半生からバイオリン製作について知ることができそうですね!
(文:mitu)
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