地域通貨で間伐材買い取る事業紹介 上小森林センターで講演会

うえだNavi編集部

2013年02月16日 23:38

2013年2月16日(土) 信濃毎日新聞

▼以下引用

森林整備などに取り組んでいるNPO法人「地域再生機構」(岐阜市)のアドバイザー丹羽健司さん(59)=名古屋市=の講演会「木の駅で森と自治を再生する」が14日、上田市富士山の上小森林センターで開かれた。

▲引用ここまで

記事によると、講演会は、上小地方事務所と上小林業振興会が主催する「木と緑のフォーラム」の一環で実施されたそうで、120人ほどが参加されたそうです。

講演会では、間伐材を地域通貨で買い取る「木の駅プロジェクト」が紹介されたそうです。

木の駅プロジェクトのHPを見てみると、間伐のボランティアなどに参加すると「モリ券」という地域通貨が発行されて、それを使って地場産品を買うことができて、地場産品を販売した業者さんが、モリ券を清算してという循環のようです。

地域通貨は、地域振興券や金券とは違って地域の中限定で発行されたり、この場合だと山の保全活動のための間伐のためですが、ある一定の目的のために発行する、特定のコミュニティの中だけで発行するなどの日本円と違って、限定的な使い方をする通貨です。

こうやって地域通貨を使って林業が活性化する事例などが上小地域でも実践されて、里山の保全などにつながるといいですね!

地域通貨(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E9%80%9A%E8%B2%A8

木の駅プロジェクト
http://kinoeki.org/

(文:mitu)

関連記事