旧上田飛行場 戦跡の調査・保存へ組織 上田市教育委員会 来年度めどに設立へ

うえだNavi編集部

2013年02月27日 09:52

2013年2月27日(水) 信濃毎日新聞

▼以下引用

上田市教育委員会は、市内の戦争遺跡を調査・保存する目的で市民参加の組織を来年度をめどに設立しようと準備を進めている。

▲引用ここまで

記事によると、上田市中之条の旧上田飛行場などは、建物やその後の経緯など分かっていない部分もあり、すでに2回の準備会を開き、市民と共に情報収集を始めているそうです。

発足させる検討委員会の人数は未定で、上田市教育委員会が人選を進めているそうです。

旧上田飛行場は今の上田千曲高校の敷地内にありました。高校の敷地には建設の大まかな経緯を記した石碑があるそうですが、2月7日に行われた準備会では、上田市教育委員会側は、上田飛行場と周辺の写真など、入手した資料を示し「市は国から借金をして1931(昭和6)年に市営飛行場の本格運用を始めたものの、翌年32年に陸軍に譲渡した」などと説明があったそうです。

戦争遺跡は他にも仁古田の地下飛行場跡や下之郷にある東山と呼ばれる山の中に多数ある松ヤニ採取痕跡松群などいくつかあります。

そういったものは上田の歴史としてしっかりと保存しながらどういったことがあったのか後世に伝えていってもらいたいですね!

(文:mitu)

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