ロケットストーブの熱で農作物栽培 真田地域で「もくり」が開始

うえだNavi編集部

2013年03月15日 18:33

2013年3月15日(金) 東信ジャーナル

▼以下引用

自然エネルギー上小ネット会員で森林整備や間伐材活用などに取り組む上田市真田町傍陽のNPO法人フォレスト工房もくり(余頃友康理事長)は9日、ロケットストーブの熱利用で農作物を育てる事業を真田地域の農業用ビニールハウスで開始した。

▲引用ここまで

記事によると、この事業は平成24年度の長野県地域発元気づくり支援金で行われている事業のようです。

ロケットストーブという木材を燃やすストーブの熱を使ってタンクの水を温めて、その水が地中に埋めた塩ビパイプを通って土を温めることとハウス内にも排気管を通してその熱も利用して育苗にいくような取り組みのようです。

3月末まで連続運転してデータを集めて課題があれば改良を進めてくとのこと。

燃やす燃料となる木材は間伐材のカラマツなどを利用するとのことで、間伐材燃料活用まで全体的な仕組みにつなげてエネルギー地産地消の産業化につなげたいと取材に話されていたようです。

ロケットストーブについては、ネットで調べてみたのですが、燃焼する塔を作り、周囲を断熱したまきストーブで、燃焼塔を断熱することにより高温となって、上昇気流が発生してロケットのように勢いよく空気をを吸い上げるので、ロケットストーブといわれているらしいです。

最近では自分でつくるロケットストーブのワークショップなどが行われているようでした。

今回の事業については、特に間伐材を利用して出来るのことが里山の保全活動と組み合わせることもできそうでいいですね!

(文:mitu)

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