交流文化施設、プロのオーケストラと提携か 準フランチャイズ形式を取り入れ
2013年5月15日(水) 信州民報
▼以下引用
上田市は同市天神に建設中の(仮)交流・文化施設について、プロの国内のオーケストラと提携し、準フランチャイズ契約を結び案を検討中だ。
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記事に掲載されている、上田市政策企画局の宮川局長によると、交流文化施設等運営管理計画検討委員(津村卓・ホール委員会委員長)からの提案もあり、「フランチャイズより財政的に負担の少ない準フランチャイズでの提携を検討中」とし、実際に数年前から数カ所の有名オーケストラから契約のオファーがあるそうです。
記事には、国内で唯一準フランチャイズ契約を東京交響楽団と結んでいる新潟市(人口80万人)の新潟りゅーとぴあの事例が掲載されていて、そこでは年6回の定期演奏会を開催し、それに合わせて全小学5年生約7000人を対象に5回に分けて招待演奏を実施したり、東京交響楽団と年に1回ほど共演する市民合唱団を組織するなどしているそうです。
新潟りゅーとぴあの職員は「専属のオーケストラを維持していくとなると年間何億もかかるが、現在のやり方だと経費は年間2500万~3000万円で済む。地方都市で質の高い音楽を普及させる形としては、間違っていないのではないか」とし、「ただ契約しただけでは効果が少ない。活動を通して何が残せるかが大事だ」と話したそうです。
交流・文化施設に準フランチャイズでプロのオーケストラと契約できたら、市民向けに演奏のワークショップや講習会、指導会を開いたり、学校や音楽を行う団体との交流演奏なども企画されるようになるといいですね!
今後どのようになっていくの注目です!
(文:mitu)
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