たねぷろじぇくと 津波で失われた樹木の再生を目指して 塩田西小学校でワークショップを開く
2013年5月21日(火) 信州民報
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宮城県白石市や山元町で採取した広葉樹の種子を育て、東日本大震災の津波で失われた樹木の再生を目指す「たねぷろじぇくと」は18日、上田市立塩田西小学校(関谷圭史校長)でワークショップを開いた。
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記事によると、たねぷろじぇくとは「被災地里山救済・地域性苗木再生プロジェクト(通称たねぷろじぇくと)」として長野大学の高橋一秋准教授が提案。2013年度の経団連自然保護基金支援事業に採択されて活動されているそうです。
今回は、宮城県白石地域などで採取し持ち帰ったコナラの種子200個を塩田西小学校1年生の有志10人とその保護者を対象にワークショップを実施し、試験的にプランターに定植したそうです。
定植の作業以外にも、長野大学の高橋ゼミの学生からどんぐりの成長などの寸劇なども見学したとのこと。
高橋准教授は「環境教育とともに地域間交流にもなり、種から植えて20年、30年という長いスパンの事業。植えた子どもたちが災害を忘れずに、自分の子どもと植えた場所に立ってもらえたらうれしい」とお話されたそうです。
この事業、コナラが大きくなるまでの時間を考えたら高橋准教授のおっしゃる通り長いスパンの事業になりますね。
苗は、3年後ぐらいに20~30センチの高さに成長したときに、育てた子どもたちと一緒に白石市に植える予定だそうです。
高橋准教授自身、中学、高校を白石市で過ごされているそうなので、郷里への思いを強くしたライフワークになると掲載されていました。
継続して事業に取り組めるように応援していきたいですね!
(文:mitu)
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