上田広域連合 資源循環型施設建設対策連絡会が質問書提出
2013年5月22日(水) 信州民報
▼以下引用
上田市の資源循環型施設建設対策連絡会(幹事=中島邦夫秋和自治会長)は20日、上田地域広域連合の母袋創一連合長に施設建設に係る質問書を提出した。同広域連合は昨年6月、上田市常磐城のし尿処理施設・清浄園に資源循環型施設建設を提案。それに対し昨年7月に同連絡会は発足し、建設反対と提案の撤回を求めてきた。
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記事によると、資源循環型施設建設対策連絡会は、諏訪部(竹村仁男会長)、秋和(中島邦夫会長)、上塩尻(窪田雅文会長)、下塩尻(塩野崎利英会長)の4自治会と桝網土地改良区(高遠和秋理事長)、欠口土地改良区(足立道行理事長)、諏訪部下沖振興組合(田守好男組合長)、秋和南部耕作組合(橋詰勝典組合長)の計8団体で構成されているとのこと。
今回の質問書には、他地域で断念した施設を清浄園に建設する理由、建設に伴う清浄園でのし尿処理業務終結工程表、ダイオキシン類の発生源となる廃プラスチック類燃焼を行わないとの確約、住民の安全を保障できる独自の排ガス中ダイオキシン類濃度測定を行う意志などについて回答を求めているそうです。
提出後の記者団の質問に対し、連絡会では「なぜここに建てなければならないのか、施設の安全性、これらの確認がなければ前へ進めない」とし、地元住民と行政との対話の不足を挙げ、そして「資源循環型施設が市内に必要なことは認識している」としながらも、「アンケートをとると反対者は多く、まだ十分な説明がなされていない。回答を判断材料として、再度、住民に賛否を問う」としたそうです。
資源循環型施設はは上田地域広域連合の事業として取り組まれている計画です。
いままで紆余曲折ありましたが、上田地域広域連合からは上田市常磐城のし尿処理施設・清浄園に資源循環型施設建設を提案されています。
その後7回の住民説明会も行われてきました。
この後、どのようになっていくのかしっかりとみていきたいですね。
(文:mitu)
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