「赤松小三郎実録」が完成 上田の顕彰会10周年記念誌

うえだNavi編集部

2013年05月23日 19:04



2013年5月23日(木) 東信ジャーナル

▼以下引用

上田市の赤松小三郎顕彰会(伊東邦夫会長)は、創立10周年記念誌「赤松小三郎実録」を昨年11月から制作し、このほど完成した。

▲引用ここまで

記事によると、編集者は伊東会長、副会長の香山裕さん、会計の滝澤奉吾さん、元教諭の手塚正道さん、元上田市立博物館館長の林和男さん。20人余りから原稿を集めて作られたとのこと。

伊東会長は「10周年記念誌は赤松小三郎をこれから勉強したい人の参考書になるよう、実績の紹介や史料を使って実録にした赤松小三郎を小説化する際の資料にもなってもらいたい」とお話されたそうです。

今回の記念誌の記述では上田市誌と違う部分もあり、そういった違いをその人なりに研究してもらいたいとのことも書いてありました。

赤松小三郎といえば、明治になる前に議会政治を提唱したことで有名な上田藩出身の武士ですね。

ちなみに最初の写真は赤松小三郎記念館です。丸山邸「木屋平(きやひら)」の隣にある小さな蔵ですが、赤松小三郎について展示がされているところで、先日中をのぞいたときに撮影しました。


矢出沢川の流れ

丸山邸は矢出沢川という市街地を流れる千曲川の支流の里川に隣接しているところにあります。近くに「高橋」という場所があり、映画「たそがれ清兵衛」の決闘のシーンで使われたロケ地としても有名な場所です。

丸山邸やなども見学しながら、こういった幕末の武士がいたんだということを勉強して上田についてさらに知識を深めていきたいですね。

(文:mitu)

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