丸子地区・陣場台地研究委が「特別賞」受賞 遊休荒廃農地をワイン用ブドウ畑に蘇らせた

うえだNavi編集部

2013年06月07日 08:20

2013年6月7日(金) 信州民報

▼以下引用

上田市丸子地区の陣場台地研究委員会(堀内汀会長・約45人)はこのほど、全国農業会議所主催の「第5回耕作放棄地発生防止・解消活動表彰」で全国農業会議所会長特別賞を受賞。6日、堀内会長らが母袋創一市長を表敬訪問し、喜びの報告をした。

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記事によると、陣場台地研究委員会では、荒廃農地の有効活用を進めるため、旧丸子町の農業委員や、地元区長、町会議員らが中心になって組織し、(株)メルシャンの直営ブドウ栽培団地受け入れを決め、2年間かけて地権者約130人の合意を取りまとめ、21ヘクタールのブドウ園(マリコヴィンヤード)を造成。平成14年に同社を誘致し、遊休荒廃農地をワイン用ブドウ畑として蘇らせた。

農業商工会議所会長特別賞受賞!おめでとうございます!

マリコヴィンヤードでつくるブドウはメルシャンの山梨工場で加工されて、ワインとなって出荷されています。

ここでつくられたブドウのワインは、丸子の古代名「椀子(まりこ)」の名を冠にして関東地区などに出荷され、今年3月のフランスのパリで行われた国際ワインコンクールでは日本産ワインで唯一金賞を受賞していると記事に書かれていました。

また、先日発売された週刊雑誌「モーニング」に連載されていてる「神の雫」の中にも日本産ワインが3本紹介されていましたがそのうちの1本として「シャトー・メルシャン・椀子ヴィンヤード・オムニス’09」が登場していましたし、長野県全体でも信州ワインバレー構想があり、そのうち、上小地域周辺は千曲川ワインバレーとして今後注目される可能性があります。

こうやって地元でつくった農産物が加工されて評価をうけることすごいですね!

陣場ぶどう畑 マリコヴィンヤード
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/sys/20091103000000969.html

(文:mitu)

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