最後の「伝言」時代に合わせ 上田市社会福祉協議会 エンディングノート刷新
2013年6月7日(金) 信濃毎日新聞
▼以下引用
上田市社会福祉協議会は、生前に葬儀などについて自分の希望を書き残すエンディングノート「絆」を発行した。葬儀の方法や財産分与などだけでなく、パソコンなどのデータ処理やペットの処遇を書く欄など、「時代に沿った内容」を盛り込んでいる。県社会福祉協議会(長野市)は「県内の社協でエンディングノートを発行する取り組みは珍しいのではないか」としている。
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記事によると、上田社会福祉協議会では、2007年10月に初めてエンディングノートを発行。5年以上たって用意した2000部がほぼ終わり、より使いやすい内容に刷新したとのこと。
自分史の講座を開いてきた上田市緑が丘の久保やす子さんと上田社会福祉協議会の職員とで編集してきたそうです。
今回の刷新では、「大事なものリスト」の項目にブログやHPを開設している人向けにアドレスと閉鎖を希望するかどうか記入できたり、パソコンや携帯電話に保存されている情報は、「家族が見てもよい」「破棄してほしい」「家族に委ねる」などから選ぶようになっているとのこと。
また、「私の歴史」のページでは、昔のことを思い出す手助けになるように1958年東京タワー完成や1983年東京ディズニーランド開業といった世の中のことも入れ込んだそうです。
エンディングノートはここ最近話題になっていますよね。上田市内でも講座が行われたりしています。
エンディングノートは法律的に有効な遺言ではないですが、その人の想いや遺言には書ききれないような様々なできごと、伝えたいことなどをつづることができる冊子です。
若い人でも最近は書く人も出て来ているとか。
こういうものを使って自分のことも振り返ることができて、想いを伝えられることいいですね!
(文:mitu)
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