蚕都上田館 さらに活用を 大学・企業・市民ら広く参加 新団体「蚕都S」
2013年8月2日(金) 信濃毎日新聞
▼以下引用
上田市大手の交流施設で市指定文化財の「蚕都上田館」を、新たな市民活動の場として日常的に生かそうという取り組みが始まった。
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記事によると、蚕都上田館を借りている蚕都上田プロジェクトに加えて、「うえだ百勇士会」や「まごの手プロジェクト」上田電鉄別所線沿線でランニングイベントを開いている団体などが活動の輪に加わり、「蚕都S(サントス)」として4月に再出発したそうです。
蚕都Sでは、蚕都上田館の活用として、信州上田アウトドアビジターセンターの計画をしているそうで、上田市を中心に東信地方の山岳や河川、街なかでの楽しみ方を提案する場にしたい考えだそうです。
また、今年度の5月からは蚕都上田館をスタジオに週1回街の動きを紹介するインターネットラジオ「街伝(まちつた)」を試験配信しているそうです。
「街伝」は10月からの本格配信にむけ、商店街や中小企業の情報を充実させるそうで、そのほか、上田小県近現代史研究会の会員を講師にした蚕糸業の歴史を学ぶ講座も開催されるとのこと。
蚕都上田館といえば、その前身は石井鶴三の美術館として利用されていました。またその前は、旧上田市立図書館として利用されていた施設です。
外観は洋風なつくりになっていて、大正4年に造られた建物です。
そういった場所を市民の手で活用しながら活性化につなげることいいですね!
(文:mitu)
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