しなの鉄道事故 3分進んでいた時計 監督者 列車通過前に作業指示
2013年9月5日(木) 信濃毎日新聞
▼以下引用
埴科郡坂城町坂城のしなの鉄道坂城駅構内で3日未明、上り普通列車が本選に合流する引き込み線に停車していた工事用車両と接触した事故で、しなの鉄道(上田市)は4日、記者会見を開き、工事用車両は普通列車が構内を出た後で動かす予定だったのに、作業員の持っていた時計が実際より3分進んでいたため、構内を出る前に動き事故につながった可能性があることを明らかにした。
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記事によると、工事の監督者の時計が3分進んでいて実際に動かさなければならなかった時間よりも早く工事用車両を動かしてしまい、車両接触限界標を約25mを超えていったん停車し、監督車が本線に車両を入れるため機器を操作しようとしたときに普通列車のライトに気が付き、作業員に普通列車を止めるように指示。作業員が線路に飛び出したが間に合わなかったようです。
しなの鉄道では4日付で社内に事故検証チームを設置して10月末までに再発防止策をまとめるとのこと。
このような事故がまた起こらないように再発防止策をまとめて業務に取り組んでいただきたいですね。
(文:mitu)
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