蚕飼姫プロジェクト 上田産生糸で上田紬製品づくり 秋の蚕飼育がスタート
2013年9月19日(木) 東信ジャーナル
▼以下引用
上田紬活性化支援事業「カイコと繭と紬のまち」の蚕飼姫(こがいひめ)プロジェクトで18日、秋の蚕の本格的飼育に向けた開始式が上田市の信州大学繊維学部で開かれた。
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記事によると、秋の参加者は春に参加した15人と新規の2人だったそうです。
17日は、飼育に関わる市民ボランティアと上田商工会議所職員ら15人が卵から孵化させ人工飼料蚕室で3㎝程に育てた稚蚕を約2倍の6㎝くらいまで育てる壮蚕の飼育室に移したとのこと。
10月1日に繭にするための施設に移す予定で、それまで信州大学繊維学部の施設や桑畑を使い約2週間手分けして、毎朝夕、エサの桑の葉を与えたり、病気を防ぐための薬剤をかけたりするそうで、繭の収穫は10月8日を予定市、その後に生糸をとり、上田紬にするそうです。
蚕都上田として明治、大正期栄えた上田市、塩尻地区の蚕種の他、上小地域のさまざまな村々では養蚕がとても盛んだったと聞いた事があります。
こういう取り組みを通して上田紬の利用などにつながるといいですし、春にとれた生糸と、秋にとれる生糸を使った上田紬がどうなるのかが楽しみですね!
(文:mitu)
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