地域資料 慎重に保存 県内団体 上田でデジタル化作業
2013年9月28日(土) 信濃毎日新聞
▼以下引用
県内の図書館や郷土史研究者らでつくる任意団体「NPO長野県図書館等協働機構」(宮下明彦理事長)は、東信地方の図書館や個人が所有する地域史料をデジタル化して保存する作業を上田市材木町の市立上田図書館で進めている。
▲引用ここまで
記事によると、公益財団法人「図書館振興財団」の助成事業「長野県を知るための地域史料100冊」として取り組んでいるそうです。
長野県内全県から重要史料100点を選んでデジタル化し、書き下し文と現代語訳、開設を付けて3年後をめどにインターネット上で公開する計画だそうです。
記事には、27日に養蚕、製糸業の書簡など、NPO長野県図書館等協働機構の研究者が集めた幕末から大正期までの史料をスキャナーの上に慎重に広げパソコンに取り込んだとのこと。
地域史料100点にしぼって今回はデジタル化するとのことでしたが、地域にある史料は風化が進む前にぜひ、デジタルアーカイブ化して、誰もがそれにアクセスして研究できるようになると素晴らしいと思います。
タブレット端末などを使って、それらデジタル化された史料を子どもたちが見て地域学習につながるような事業になりそうです。どんなように公開されていくのか楽しみですね!
(文:mitu)
関連記事