上田 メガソーラーに反対 地元「災害の危険増」 業者「対策万全尽くす」
2013年10月23日(水) 信濃毎日新聞
▼以下引用
上田市生田の山林20ヘクタールに、東京の業者が最大出力11メガワットで県内最大となる大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する計画を進めており、これに対して地元の飯沼自治会が「木を伐採しすると麓の集落が大雨で災害に遭う危険が増す」などとして反対運動を始めた。
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記事によると、メガソーラーを計画しているのは太陽光発電システム企画・販売の東日本土地開発。
予定地の土地を買収した上で松や広葉樹を伐採し、太陽光発電パネル4万4千枚を設置する計画とのことで、早ければ2014年着工、2015年春に稼働させたい考えだそうです。
一方で、計画地から麓の集落へ流れる大沢は過去に何度も大雨で増水し、沢沿いの斜面や林道が崩れたとのことで、地元の飯沼自治会は、8月に自治会の役員で協議し、反対する方針を決め、「伐採することで森林の保水力が失われ、大雨による土石流や大水で麓の集落に被害が及び危険が増す」等とする反対決議書を東日本土地開発、長野県、上田市に提出したとのこと。さらに、22日までに「建設断固反対」と書いた看板を地区内6カ所に設置がされたそうです。
東日本土地開発は、調査の結果計画地の地盤が強固なことは確認しているとし、大雨の際に水をためる調整池を造成する計画もあるとのことで、地元の皆さんにさらにきちんと説明していきたいとのとでした。
メガソーラー事業は県内をはじめ、全国で広まってきていると報道がされています。設置される場所は広い土地が必要となるため、地元の方の了解が必要だと思われます。
いずれの方も納得できるような形に進んでもらえるといいですね。
(文:mitu)
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