繭から糸「踊っているみたい」園児が「座繰り機」体験
2013年10月29日(火) 信濃毎日新聞
▼以下引用
上田市丸子地域の東内保育園の園児たちがカイコの飼育に取り組んでおり、28日は座繰り機を使って繭から糸を引いたり、繭糸をペットボトルに巻き付けてあんどんをつくったりした。
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記事によると、東内保育園では、昨年の春に園庭の木で天蚕を見つけたのをきっかけに蚕に関心をもち、上田市内にある蚕種株式会社から蚕100匹を貰って飼育をはじめ、今年の夏も信大などから計200匹を貰って飼育したとのこと。
今回は、上田商工会議所や信州大学繊維学部、一般市民有志で取り組む「蚕飼姫プロジェクト」を指導する信州大学名誉教授の金勝廉介さんが東内保育園を訪れ、繭や座繰り機の扱い方を教え、座繰り機で糸を取るときには園児たちが踊っているみたいとはしゃいで繭から糸を巻きとっていたそうです。
機械で糸が取られる前は、座繰り機という手動の道具で糸が取られていたとのこと。
上田市は蚕種業や養蚕業で近代とっても栄えた地域です。こうやって子どもたちが繭に触れて、作業を体験することいいですね!
(文:mitu)
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