消費税引き上げ「反対」が8割超 上田市内の事業所調査
2012年8月29日(水) 信濃毎日新聞
▼以下転載
上田市は、市内の176事業所に経営実態を尋ねた調査の結果をまとめた。消費税率を2015年10月までに10%に引き上げる政府方針にういては「反対」が38%、「どちらかといえば反対」が43%と計81%が否定的で、「賛成」(5%)と「どちらかといえば
賛成」(14%)を大きく上回った。
上田商工会議所や県中小企業団体中央会東信事務所など市内4団体の協力を得て、7月24日から8月10日まで電話やファックス、訪問で調査した。
消費税で予想される影響は「中長期的に消費が落ち込む」が最多で43%。「増税分を価格に転嫁できないため収益が悪化する」(32%)、「増税前の駆け込み需要と増税直後の反動で売り上げが減る」(17%)、「高額商品の買い控えが起きる」(4%)と続いた。
半年後の業績見通しは「横ばい」が39%と最多で、ことし1、2月の前回調査より13ポイント上昇。「悪くなる」「やや悪くなる」はともに12%の計24%で同12ポイント低下した。「良くなる」(4%)「やや良くなる」(18%)の計22%は同6ポイント上がっており、市商工課は「東日本大震災の落ち込みから回復しつつある」とみている。
今後の1年間の雇用は「正社員を増やす」が19%、「非正規社員を増やす」が6%。「非正規社員を減らす」は3%、「正社員を減らす」は2%にとどまった。「変わらない」が70%に上った。
同調査は本年度1回目で、例年、年2回実施している。昨年度は震災を受けて年4回実施した。
▲転載ここまで
上田市役所の商工課のページを見ると「商工業経営実態調査(アンケート調査)結果」というところがあり、今回の調査結果はまだそこには載っていませんでしたが、その関係の調査のようですね。
消費税引き上げの政府方針にも注目しながら自分たちの生活や身近なところで何ができるか考えていきたいですね!
(文:mitu)
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