東信の業況指数10ポイント改善4~6月期サービス・製造上向く

うえだNavi編集部

2012年09月04日 22:40

2012年9月4日(火) 信濃毎日新聞

▼以下転載

上田信用金庫(本店・上田市材木町)は4月~6月期の東信地方の中小企業景気動向をまとめた。業況が「良い」とする企業から「悪い」とする企業の割合を引いた業況判断指数(DI)は全体でマイナス25.1。前期(1~3月期)より10.0ポイント改善した。

同信金の取引先264社に聞き取りを行い、259社(98.1%)が回答した。業種別にDIを見ると、サービス業は上田市菅平高原などで避暑や合宿の入れ込みが好調で、21.8ポイント改善のマイナス4.3。製造業は自動車部品や工場ラインの一部で受注が伸び、11.7ポイント改善の同11.8だった。

卸売業は東日本大震災の復旧需要で鉄の価格が上がり、鉄スクラップ関連などが上向いて11.1ポイント改善のマイナス33.3。小売業は同37.2、建設業は同38.5だった。同信金総合企画部は「昨年同時期と比べると、全体的に震災直後に落ち込んだ消費が戻りつつある」とする。

今回の踏査では「人での過不足感」についても聞いた。震災後1年間の過不足状況は「適正」が全体の80.7%と最多。「不足」は13.5%で、「過剰」の5.8%を上回った。

また、団塊世代の定年退職で影響が見込まれる場合の対応については、「中途・経験者を採用する」が19.3%、「定年延長・再雇用」が11.6%、「新卒を採用する」が7.3%。「対応は取らない」が52.5%に上った。

▲転載ここまで

上田信用金庫が4月~6月期の東信地方の中小企業景気動向をまとめたとの記事でした。

なんだか難しく感じますが、徐々に良くなっている業界がある一方で伸び悩んでいるところもまだまだあるとのこと。

この先どのように自分たちの地域を守り育てていくのか地元の中小企業さんにも頑張っていただけるよう応援していきたいですね!

(文:mitu)

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